別荘購入後の所有や維持にかかる税金にはなにがあるか？

別荘購入後の所有や維持にかかる税金にはなにがあるか？

いつも暮らしている住居とは異なり、趣味や癒しを求めていつでも行けるように別荘を購入することがあります。
しかしいくら別荘でそこに住んでいないとしても、所有している以上毎年税金がかかってきます。
固定資産税と都市計画税、それに住民税の均等割りのみが課税対象です。
固定資産税は住んでいるかどうかに関わらず不動産を所有している限りは必要な税金で、毎年1月1日現在の所有者に支払い義務があります。
普段住んでいる住居が賃貸物件なら固定資産税の支払い義務はありませんが、購入した物件根ら支払っているはずです。
別荘も購入したなら2件分の固定資産税を払う必要があるということです。
都市計画税は不動産所有する地域によって異なり、都市部の場合は固定資産税とともに払わなければいけません。
別荘が市街地なら都市計画税も課税されます。
それに、特に中古物件の場合は建物自体や設備の劣化を改善するための維持費がかかってきます。
人がいない状態が続くほど劣化しやすいので、できるだけ頻繁に訪れる方が劣化が進みにくくメンテナンスもしやすいので修繕費を抑えることができます。

別荘の固定資産税は自分で情報収集すれば計算できる

別荘の維持に必要となる税金の一つが、固定資産税です。
毎年1月1日時点で不動産物件を保有している人すべてに課される税金であり別荘は固定資産と見なされるため、税金を支払わなければなりません。
必要となる金額は固定資産税評価額の1.4パーセントです。
ただし税率は自治体ごとに異なっていることも多いため、確認してから利用することが必要となります。
評価額は自治体ごとに3年に1回くらいチェックして金額が変わる物で、平均的に時価の7割前後が目安です。
その時の時価の金額によりさらに安くなる可能性も少なくないため、確認してから利用することが望ましいといえます。
調べるためには自分たちの別荘の時価をホームページなどでチェックして、税金の算出をしておくことが必要です。
なお、公示時価と呼ばれるものに関しては、一般財団法人で情報提供しているホームページがあるため、利用すると情報をある程度正確に確認できます。
それ以外には前年度の支払った金額の領収書などをチェックしておくことで、情報を効率よくチェックすることが可能となるでしょう。